なぜ「資産成長型」だけ?iDeCoに楽天SCHD追加と四半期決算型の不在。

楽天SCHD

●iDeCoの運用商品に楽天SCHDが追加、2026年4月買付開始予定
●対象は資産成長型のみ、複利を活かして効率的に資産を増やすiDeCoの目的に合致
●四半期決算型は分配金重視の設計で、iDeCoには不向きと推測


本編の前にお知らせ。
楽天投信投資顧問が楽天SCHDの1周年キャンペーンやってます🎉
応募期間10/3まで。



「楽天・SCHD」 設定1周年!記念キャンペーン

©楽天投信投資顧問


色々やってますなあ。
当たるとイイね!



NISAに続き、iDeCoに楽天SCHDが追加!

楽天証券HPで、iDeCoの運用商品に楽天SCHDが追加されるとの発表がありました!



【重要】【iDeCo(個人型確定拠出年金)】運用商品入替についてのご案内



そもそも iDeCoって何だっけ?




詳しくは公式サイトをご覧ください!
…じゃあ冷たいので、ざっくり概要をまとめます。



iDeCo(個人型確定拠出年金)
・毎月お金を積み立て、60歳になったら考えることができる「自分だけの年金制度」
・定期口座や投資信託など好きな方法で育てて、増えた分は全部自分のものになる
・積み立てるお金は税金が安くなる仕組みあり、ただし受け取る時に税金がかかる



©日本証券業協会

まあまあ お得な制度なわけね。
NISAに続いて、iDeCoでも投資するの?




いえ、私はやりません。
理由を説明しますね。



iDeCo対象は資産成長型のみ。四半期決算型はなぜ外れた?

先程の画像をもう一度ご覧ください。



ん?
資産成長型…かあ。



そうなんです。
私が推すのは四半期決算型で、今回追加されるのは資産成長型なんですよ。
以前こちらで紹介しました。




要は違う商品なのか、了解。
しかし、何でそっちだけなんだろうね。




iDeCoの目的に合致するからだと思います。
四半期決算型が外れた理由を整理します。



四半期決算型がiDeCoから外れた理由

1️⃣長期資産形成に適した設計を優先
・iDeCoは「老後資金の長期形成」が目的の制度
・資産成長型は分配金を再投資する設計で、複利効果を最大限に活かせるためiDeCoの理念に合致

2️⃣分配型は税制面で不利
・iDeCoでの運用益は非課税だが、分配金が出るとその都度再投資の効率が落ちる
・資産成長型は無分配型(原則)で、税制メリットを最大限活かせる設計

3️⃣運用のシンプルさとコスト効率
・分配型は四半期ごとの分配処理が必要で、iDeCo運営側の事務コストが増加
・資産成長型ならシンプルに「積立→複利運用」となるため、制度運営の効率性が高まる




なるほど。
これだとさ、四半期決算型より資産成長型の方が良いんじゃない?




ところがどっこい、純資産総額を比較してみましょう♪
同じ期間(設定来2ヶ月後)の差はこうです!



楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)

楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(資産成長型)


四半期決算型資産成長型
設定日2024/9/182025/7/25
設定来2ヶ月後2024/11/182025/9/25
設定来2ヶ月後の
純資産総額
673.57億円8.99億円



…お見それしました。




SCHDは、王道のS&P500やオルカンとはセクター構成が異なるので分散効果はあるでしょうね。
iDeCoの節税メリットもありますが、まずはNISA優先で良いかと思います。




まとめ

●iDeCoの運用商品に楽天SCHDが追加、2026年4月買付開始予定
●対象は資産成長型のみ、複利を活かして効率的に資産を増やすiDeCoの目的に合致
●四半期決算型は分配金重視の設計で、iDeCoには不向きと推測

楽天SCHDがiDeCoに入ってくるとは、ホント驚きでした。
投資家アンケートでも、高配当株式への長期投資に関する要望が多かったそうです。



これをきっかけに、資産成長型も人気が出ると良いけどねえ。



では、クイズ行きましょう!


クイズアイコン なぜ「楽天SCHD(資産成長型)」がiDeCoに採用されたと考えられるか?
A. 複利効果を活かしやすく、制度の理念に合うから
B. 投資家に分配金を毎月渡せるから
C. 米国ETFのまま直接組み込めるから
D. 管理コストが高くなるから



私の推しは変わらず四半期決算型一択です!
NISAで長~く積み立てて行きます。ではまた!

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