SCHD構成銘柄をチェック!上位10社の顔ぶれはどう変わった?

米国SCHD

●2025年5月末、SCHDの上位銘柄が一部入れ替わり
●テキサスインスツルメントやシェブロンがTOP10入り、アッヴィ・メルクが後退
●TOP10全体のシェアが減少傾向
●【2026年追記】1年後はほぼ総入れ替え!メルクはまさかの返り咲き

4月末→5月末で上位10銘柄どう変わった?

今回は、4月末と5月末時点でのSCHD上位10銘柄を比較します。


ランキングのやつね。
上位銘柄に動きはあったのかな?


下表のとおりです!
参考までに3月も載せてます。


SCHD上位10銘柄の推移

2025年3月末2025年4月末【最新】
2025年5月末
1️⃣コノコフィリップス
エネルギー
4.7%
コカ・コーラ
生活必需品
4.5%
コカ・コーラ
生活必需品
4.3%
2️⃣シェブロン
エネルギー
4.4%
ベライゾン
コミュニケーション
4.4%
ベライゾン
コミュニケーション
4.3%
3️⃣ベライゾン
コミュニケーション
4.2%
コノコフィリップス
エネルギー
4.3%
アルトリア
生活必需品
4.2%
4️⃣コカ・コーラ
生活必需品
4.0%
ロッキードマーチン
資本財
4.3%
ロッキードマーチン
資本財
4.2%
5️⃣ブリストルマイヤーズ
ヘルスケア
4.0%
アルトリア
生活必需品
4.3%
シスコシステムズ
情報技術
4.2%
6️⃣アルトリア
生活必需品
4.0%
ホームデポ
一般消費財
4.0%
コノコフィリップス
エネルギー
4.
1
7️⃣アッヴィ
ヘルスケア
3.9%
アッヴィ
ヘルスケア
4.0%
ホームデポ
一般消費財
4.0%
8️⃣アムジェン
ヘルスケア

3.9%
アムジェン
ヘルスケア
4.0%
テキサスインスツルメント
情報技術
4.0%
9️⃣ペプシコ
生活必需品
3.9%
メルク
ヘルスケア
3.9%
シェブロン
エネルギー
3.
9
🔟シスコシステムズ
情報技術
3.8%
シスコシステムズ
情報技術
3.9%
アムジェン
ヘルスケア
3.8%



上位より、TOP5以下の方が入れ替わってるね!


そうですね。
8位のテキサスインスツルメント、9位のシェブロンがTOP10に入ってきました。
一方でアッヴィメルクが圏外に落ちました。



あらま、圏外落ちたのはどっちもヘルスケアなんやね。


そう、片や情報技術セクターが伸びています。
5位のシスコシステムズは10位から一気にアップしました⤴



上位銘柄への集中が緩和、健全な調整と推測。

あとは、SCHD全体における上位銘柄のシェアが減少傾向のようです。


えっと…どういうこと?


企業名の下にある%ですね!
3月は1位のコノコフィリップス4.7%だったのに対し、5月1位のコカ・コーラ4.3%となっているなど、全体的にシェアが下がっています。



じゃあ、下がった理由はなんなんだろう?


はっきりとはわかりません。
推測ですが、下記の理由があるかと思います。



✅リバランスによる分散強化
・株価が相対的に伸び悩んだ上位銘柄の比率が低下
・一方、株価上昇が目立った中位〜下位銘柄の比率が相対的に上昇
→結果として、上位銘柄の相対的ウェイトが薄まる


✅分散重視によるリスク調整
・SCHDの組入れルールには一銘柄あたりの上限あり、通常5%未満
・上位銘柄が5%を超えないよう、自動的に比率を調整
→TOP10のシェア集中が少しずつ解消される構造的な仕組み


✅流入資金による再配分
・SCHDは、資金流入が多い月に新規買付が発生
新資金がバランスに応じて再配分されることで、中位・下位銘柄にも厚みが出てくる
→全体のバランスが再調整され、TOP10への偏重がやや緩和


まあ、全体のバランス良ければOKでしょう!


あと、セクター別においては先程の指摘とおり、ヘルスケアが減少しましたね。


主要3セクターの比較

セクター4月末時点(企業名、シェア)5月末時点(企業名、シェア)
生活必需品2社
コカ・コーラ、アルトリア
4.8%
2社
コカ・コーラ、アルトリア
4.5%
エネルギー1社
コノコフィリップス
4.3%
2社
コノコフィリップス、シェブロン
8.0%
ヘルスケア3社
アッヴィ、アムジェン、メルク
11.9%
1社
アムジェン
3.8%
情報技術1社
シスコシステムズ
3.9%
2社
シスコシステムズ、テキサスインスツルメント
8.2%


生活必需品は変わらず強くて、エネルギーと情報技術が上がってきたなあ。
それにしても、ヘルスケアの落ち込みは心配だね💦


まあ、アッヴィ3.7%(11位)でメルク3.5%(13位)と大きく下がったわけではないです。
個別銘柄より、セクター・テーマ全体で捉えていきたいですね。



そうだね!
ちなみに株価は1ヶ月で大きく変わったのかな?



9,284円→9,411円と微増ですね!



じゃあ、株価ほぼ動かない中でセクターバランスを取ってるってことか!


上位銘柄と株価の推移をウォッチするのも面白いですね!



【2026年追記】ちょうど1年後、トップ10はどうなった?

この記事から1年、同じ「5月末のトップ10」を並べてみると、変化の大きさに驚きます。

順位2025年5月末2026年5月末
1コカ・コーラ 4.3%クアルコム 6.8%
2ベライゾン 4.3%テキサスインスツルメント 5.9%
3アルトリア 4.2%ユナイテッドヘルス 5.1%
4ロッキードマーチン 4.2%コカ・コーラ 4.0%
5シスコシステムズ 4.2%メルク 3.9%
6コノコフィリップス 4.1%シェブロン 3.8%
7ホームデポ 4.0%ベライゾン 3.7%
8テキサスインスツルメント 4.0%P&G 3.6%
9シェブロン 3.9%コノコフィリップス 3.5%
10アムジェン 3.8%アムジェン 3.5%


✅1年後の答え合わせで見えた2つのドラマ
・本記事で「圏外に後退」と書いたメルクは、1年後に5位へ返り咲き。一方、同じく後退したアッヴィは2026年の年次入替で除外。同じ「圏外落ち」でも正反対の運命に
・本記事で紹介した「シェア分散傾向」(首位でも4.3%)は、1年後に逆転。新加入のクアルコムが株価急騰(2026年5月は月間+39.78%)でウェイトを膨らませ、首位6.8%と再集中しました


あれ?組入れ上限は5%未満じゃなかったっけ?クアルコムは6.8%もあるよ?


鋭い!上限が効くのは入替・リバランスの時点なんです。その後に株価が急騰すると、次の調整までウェイトは膨らんだままになります。ここがSCHDの意外な盲点ですね。


1年前の「シェア分散は健全な調整」という見立ては、半分正解・半分ハズレでした。ランキングの続きはこちらの記事でどうぞ。

SCHD年次再編が正式発表!2026年リバランスの中身を解説。
分配金90円と最高値更新のW達成!5月の楽天SCHD月次レポートを紹介。


まとめ

●2025年5月末、SCHDの上位銘柄が一部入れ替わり
●テキサスインスツルメントやシェブロンがTOP10入り、アッヴィ・メルクが後退
●TOP10全体のシェアが減少傾向
●【2026年追記】1年後はほぼ総入れ替え!メルクはまさかの返り咲き

この1ヶ月で、SCHDの上位10銘柄に少し動きがありました。
エネルギーや情報技術が強まる一方、ヘルスケアがシェアを落としました。
6月末時点でも改めて報告します。ではまた!

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