2025年の銘柄入替で復活!SCHDが再評価した2社はどこ?

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●SCHDの2025年銘柄入替で、2024年に削除された2社が再び組み入れられた
●削除と復活の理由を探ることで、SCHDの銘柄選定基準の「本質」が見えてくる

まずは、こちら2つをご覧ください。


2024年削除銘柄(Deletes)


2025年追加銘柄(Adds)


えっと…これが何か?


実は、2024年に削除された銘柄のうち、2025年に復活を果たした企業が2社あります!


そういうパターンもあるんだね。しかし、1年で戻すのも変な感じするなあ。


SCHDが「財務が健全で配当が安定している企業」を毎年厳しくスクリーニングして選び直しているからですね。
ROE(自己資本利益率)とか配当の持続性、財務の安定性などを点数化して上位100社に投資する仕組みとなっています。


で、その2社ってのはどことどこなの?


メルク(MRK)エニス(EBS)です!



メルク(Merck & Co., MRK)

  • セクター:ヘルスケア
  • 主力製品:「キイトルーダ」「ガーダシル」など
  • 配当利回り:約2.5%

2025年の銘柄入替では、堅調な利益成長と安定配当が再評価された形となりました。
世界的な医薬品ブランドとして、ヘルスケアセクターの中核を担っています。


エニス(Ennis, Inc., EBF)

  • セクター:工業
  • 特徴:地方企業ながら高い配当性向と安定したキャッシュフロー
  • 配当利回り:約4.6%

地味に強いと評される企業、再びスクリーニング基準をクリアし復活しました。
収益の安定性と継続的な株主還元姿勢が評価されたと見られます。


メルクは資産割合も約4%と高いですね。一方、エニスはわずか0.02%しかありません。


下手すりゃ来年また削除されるかもなあ…。



やっぱり、頻繁に変えるのも理由があるんだよね?


削除・復活それぞれの理由を考えると、SCHDの選定基準の厳しさと本質が見えてきますよ。


⚠️ なぜ「削除」されたのか?

  • 一時的な利益率の低下
  • ROEや配当成長率の相対的な鈍化
  • 代替候補となる銘柄のスコアの方が上回った

SCHDは「良い企業」でも容赦なく入れ替えます。これは逆に、復活=再評価された証でもあります。


📈 なぜ「復活」できたのか?

  • 一時的な業績のブレを乗り越えた
  • 配当の安定性・継続性を維持していた
  • 財務体質が改善し、再びスコアが上昇した

SCHDは「良い時だけの企業」を選びません。時間をかけて企業の本質を見極めているETFです。


つまり、「除外=ダメ企業」ではないということ。復活銘柄の特徴を知ることは、今後の有望株を見抜くヒントにもなります!


一度外れたからといって、その企業が全部ダメってわけではないんだね!


SCHDはスコア次第で毎年フラットに選ぶから、企業がちゃんと復調すれば復活できる仕組み。つまり、「本当に強い企業は何度でも評価される」ってことです!



●SCHDの2025年銘柄入替で、2024年に削除されたメルクとエニスが復活
●どちらも安定配当&財務改善が評価された
●SCHDは「今のスコア」で選ぶので、復活のチャンスは毎年ある


SCHDの銘柄入替は「見捨てた」ではなく「今は合わなかった」だけかも知れません。投資家も一時的な削除に振り回されないことが大切です。


今年削除された銘柄も、来年また復活する可能性は大いにあるってことだね!


では、最後にクイズ出しますね♪


おお…ここで来ますか。


クイズアイコン SCHDの銘柄が除外される理由として誤っているものはどれ?
A. 配当実績が10年未満になった
B. 財務状態が悪化した
C. 他銘柄のスコアが上回った
D. 株主からの反対票が多かった


復活銘柄の分析は、将来の復活候補を探すヒントになるかもですね♪個人的にはファイザーの返り咲きに期待します。ではまた!

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