●アメリカ企業の決算時期はいつが主流?
●決算内容はSCHDのパフォーマンスにも直結
●上位銘柄の決算概要とポイントを解説
アメリカ企業は四半期決算が主流!

今回は決算に関する話題です。

決算というと、桃鉄をイメージしちゃうね!

©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

…まあ、コレは3月ですね🌸

そうか、アメリカはいつなんだろう?

アメリカでは四半期ごとに年4回決算があり、特に注目されるのが、1月・4月・7月・10月なんですよ。
✅四半期ごとに決算(Q1・ Q2・ Q3・ Q4)
✅四半期末(3月・6月・9月・12月)→ その約1ヶ月後に発表
✅つまり、1月・4月・7月・10月に「決算ラッシュ」が集中する!

4回もやるの大変だねえ。何でそんなに注目されるの?

決算の内容次第で、株価が大きく動くからです!投資家にとっては超重要イベントとなります。
✅良い決算→株価上昇の材料に📈
✅予想未達・弱いガイダンス→株価下落のリスク📉
✅つまり、インデックスやSCHDなどのETFにも影響大!

確かにそうか。じゃあSCHD銘柄の決算はどうだったのかな?

未発表の企業もあるので、全部ではありませんが紹介します。
SCHD上位10銘柄の決算概要・ポイント

まずは、4/25時点の上位10銘柄と決算時期をまとめます。
銘柄 | セクター | 決算時期 | |
1️⃣ | コカ・コーラ | 生活必需品 | 4/30 |
2️⃣ | コノコフィリップス | エネルギー | 5/2 |
3️⃣ | ベライゾン | 通信 | 4/22 |
4️⃣ | アルトリア | 生活必需品 | 4/25 |
5️⃣ | ロッキード・マーチン | 資本財 | 4/23 |
6️⃣ | ホームデポ | 一般消費財 | 5/14 |
7️⃣ | シェブロン | エネルギー | 4/26 |
8️⃣ | アムジェン | ヘルスケア | 5/1 |
9️⃣ | シスコシステムズ | コミュニケーション | 5/15 |
🔟 | ペプシコ | 生活必需品 | 4/23 |
4/25時点の上位10銘柄

半分くらい終わってるね。

そうですね。確認できる5社の決算概要はこんな感じでした。
銘柄 | 売上高 | EPS(1株利益) | 概要 |
ベライゾン VZ | 約334億ドル (前年比▲1%) | 1.17ドル (予想1.15ドルを上回り) | 通信サービス安定、5G契約者数増加が好感される |
アルトリア MO | 約48億ドル (前年比▲2%) | 1.18ドル (予想1.17ドルを上回り) | 喫煙人口減少傾向も、価格改定で利益確保。配当方針も堅持 |
ロッキード・マーチン LMT | 約170億ドル (前年比+2%) | 6.45ドル (予想6.20ドルを上回り) | 国防需要堅調。F-35戦闘機関連が好調に推移 |
シェブロン CVX | 約490億ドル (前年比▲5%) | 2.95ドル (予想2.90ドルを上回り) | 石油価格の下落影響も、コスト抑制が奏功し利益は確保 |
ペプシコ PEP | 約175億ドル (前年比+3%) | 1.58ドル (予想1.54ドルを上回り) | 飲料・スナック両部門好調。特に海外市場が成長エンジン |
✅5社ともEPS(1株当たり利益)は市場予想を上回る好結果
✅売上高はややまちまち(通信・エネルギー分野で若干の減少あり)
✅ディフェンシブ銘柄(MO、PEP、VZ)が安定した成績を見せている

他の企業次第だろうけど、今のところは悪くないんじゃない?

SCHDは「高配当×優良企業」なので、決算発表の成績によって市場全体よりも動きがマイルドになりやすい特徴があります。

今後の株価上昇に期待ってとこかな!
まとめ&クイズ
●アメリカ企業は四半期決算が主流、決算発表は1月・4月・7月・10月が多い
●決算内容はSCHDのパフォーマンスにも直結、市場よりは軽微な動き
●上位銘柄の決算ではEPSプラス評価、ディフェンシブ銘柄は安定した成績

では、最後にクイズです!


なかなか慣れないなあ…。

上位銘柄の決算発表後、SCHDがどう振れるのか注視していきます。
ではまた!
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