楽天SCHDの日本版って何?オススメしない理由は?

楽天SCHD

●楽天SCHD日本版ってどんなもの?
●米国版とはどう違うの?

日本版をオススメしない理由は?

楽天SCHDの日本版があるらしいけど…。

2025年2月にできましたね。
簡単に内容をまとめます。

基本情報

正式名称楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)
設定日2025年2月7日
信託期間無期限
決算頻度年4回(3月、6月、9月、12月の各25日)
純資産額約22億1,000万円
新NISA成長投資枠対応(つみたて投資枠は非対応)

運用方針

「ダウ・ジョーンズ日本配当100指数」を基に銘柄を選定
・S&P日本500指数から選定された100社の高配当企業で構成
・銘柄は財務比率を用いて評価され、ファンダメンタルズ(経済状態)の強さを考慮
・安定して配当を支払っている実績が必要

私が推す楽天SCHDは、
「ダウ・ジョーンズ米国配当100指数」を基にしています。
当然、米国の企業が対象ですね。

投資対象・目的

●日本の金融商品取引所に上場している株式
●配当収益の確保と中長期的な値上がり益の獲得を目的とする


楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型) | 楽天投信投資顧問


米国版より優れている点は何かな?

比較してみました。
メリットは青字、デメリットは赤字です。

概要比較

投資対象米国高配当株式日本高配当株式
指数ダウ・ジョーンズ
米国配当100指数
ダウ・ジョーンズ
日本配当100指数
配当月2月、5月、8月、11月3月、6月、9月、12月
為替リスクありなし
信託報酬0.192%0.297%

日本版は、信託報酬0.297%と高い!

為替リスク無いのはメリットだけど、
管理コストかけすぎじゃない?

自分で日本の個別株選べば信託報酬ゼロですからね。
米国版より0.1%以上高いのはかなりのマイナスかと⤵

上位10銘柄

指数ダウ・ジョーンズ
米国配当100指数
ダウ・ジョーンズ
日本配当100指数
1ファイザー
健康管理
トヨタ自動車
消費者サービス
2アッヴィ
健康管理
SOMPOジャパン
財務
3ブラックロック
財務
第一生命
財務
4アムジェン
健康管理
ブリヂストン
消費者サービス
5コカコーラ
消費財
日本電気
通信サービス
6シスコシステムズ
テクノロジー
本田技研工業
消費者サービス
7ブリストル・マイヤーズ
健康管理
日本たばこ産業
生活必需品
8ホームデポ
消費者サービス
MS&AD保険グループ
財務
9シェブロン
石油・ガス
伊藤忠商事
産業
10ペプシコ
消費財
東京海上グループ
財務
2025年1月31日時点、下記URL構成員参照

ダウ・ジョーンズ日本配当100指数
ダウ・ジョーンズ米国配当100指数

米国は健康管理、日本は保険などの財務が多く選ばれています。
…タバコは生活必需品と言えるんかな💦


結局、オススメはしないって話か。

理由は当然、信託報酬0.297%です。
コレ買うくらいなら、自分で選ぶべきでしょう!

なお、リベ大動画🦁でも日本版はあり・なしで言えば
「なし 寄りの様子見」でした。

【人気ファンドの日本版?】楽天証券で新登場の「日本版SCHD」はアリなのか?【リベ大公式切り抜き】


●日本の高配当株に投資する投資信託「楽天SCHD日本版」が誕生
●為替リスク無いが、信託報酬は米国版0.192%より高い0.297%
●自分で選べば手数料ゼロ、信託報酬の高さからもオススメしない

やはり、本家米国版の楽天SCHDを応援します!
ではまた。

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