●基準価額は13,022円で前月末比-945円、月末がそのまま当月安値に
●テキサスインスツルメント・クアルコムの半導体メーカーが上位へ復帰
●情報技術が8.7%→12.2%に急伸、生活必需品が首位セクターを奪還
2026年9月の楽天SCHD月次レポート

恒例の楽天SCHD月次レポートの紹介です。

楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)2026年9月 月次レポート

8月は分配金も過去最高だったけど、9月はどうかな?

基準価額は前月末比-945円のダウンでした⤵
まずは全体の数字から。

| 項目 | 8月末 | 9月末 |
| 基準価額 | 13,967円 | 13,022円 -945円 |
| 純資産総額 | 2,718.13億円 | 2,577.04億円 -141.09億円 |
| 当月中高値 | 14,037円 (8/24) | 13,951円 (9/2) |
| 当月中安値 | 13,135円 (8/3) | 13,022円 (9/30) |

だいぶ減りましたな…。

9/2の13,951円から、ほぼ一本調子の下げ。
月末の9/30が、そのまま当月の安値になりました。
| 期間 | 7月 | 8月 | 9月 |
| 1ヶ月 | +3.5% | +4.0% | -6.8% |
| 3ヶ月 | +7.2% | +8.1% | +0.3% |
| 6ヶ月 | +20.5% | +15.3% | +7.6% |
| 1年 | +37.9% | +40.7% | +31.7% |
| 設定来 | +41.5% | +47.2% | +37.2% |

設定来が+47.2%→+37.2%。
1ヶ月で10%も削られたのか。

本家SCHDも9月は-6.76%。
本家の下げが、ほぼそのまま楽天SCHDに出た形です。
詳しくは9月の振り返り記事にまとめています。
2026年9月の楽天SCHD振り返り。年初来最大の下落、基準価額は13,022円に⤵
上位10銘柄&セクター比率紹介

続いては上位10銘柄です。

| 8月末 | 9月末 | |
| 1️⃣ | メルク ヘルスケア 4.8% | テキサス・インスツルメンツ 情報技術 4.7% |
| 2️⃣ | アムジェン ヘルスケア 4.7% | クアルコム 情報技術 4.6% |
| 3️⃣ | アボットラボラトリーズ ヘルスケア 4.7% | プロクター・アンド・ギャンブル 生活必需品 4.2% |
| 4️⃣ | コカ・コーラ 生活必需品 4.2% | コカ・コーラ 生活必需品 4.2% |
| 5️⃣ | シェブロン エネルギー 4.0% | シェブロン エネルギー 4.1% |
| 6️⃣ | ベライゾン コミュニケーション 4.0% | メルク ヘルスケア 4.1% |
| 7️⃣ | コノコフィリップス エネルギー 3.9% | アムジェン ヘルスケア 4.1% |
| 8️⃣ | ホームデポ 一般消費財 3.9% | ユナイテッドヘルス ヘルスケア 3.9% |
| 9️⃣ | プロクター・アンド・ギャンブル 生活必需品 3.8% | ベライゾン コミュニケーション 3.9% |
| 🔟 | ユナイテッドヘルス ヘルスケア 3.8% | コノコフィリップス エネルギー 3.9% |

おお、情報技術が1位2位か。

圏外からテキサス・インスツルメンツが1位、クアルコムが2位に。
先月首位のメルクは6位まで下がりました。

じゃあ、どこが落ちたんかな?

アボットとホームデポです。
投資銘柄数も103から102に減っています。

1ヶ月で結構変わりますなあ。

9/18の四半期リバランスで、各銘柄の比率が組み直されました。
さらに9月は、クアルコム+7.95%、テキサス・インスツルメンツ+7.35%と株価も好調。
この2つが重なり、情報技術の2銘柄が一気に上位へ復活しました。
業種別構成比(左:8月末、右:9月末)

| セクター | 8月末 | 9月末 | 増減 |
| 🥤生活必需品 | 19.4% | 20.0% | +0.6% |
| 💊ヘルスケア | 21.3% | 19.2% | -2.1% |
| 🛢️エネルギー | 15.8% | 15.4% | -0.4% |
| 💻情報技術 | 8.7% | 12.2% | +3.5% |
| 🛡️資本財 | 11.8% | 11.3% | -0.5% |
| 🪙金融 | 9.7% | 9.1% | -0.6% |
| 🛍️一般消費財 | 6.8% | 6.7% | -0.1% |
| 📡通信 | 6.4% | 6.0% | -0.4% |
| 💡公益事業 | 0.1% | 0.1% | ±0% |

情報技術が+3.5%!
その分ヘルスケアが減ったのか。

はい、首位セクターもヘルスケアから生活必需品に交代です。
リバランスの中身は、こちらの記事で詳しく解説しています。
本家SCHDの分配金が前年比+2.34%の増配!9月リバランスで何が変わった?
【考察】純資産は141億円減ったのに、お金は逃げていない?

最後に、純資産総額の動きを少し深掘りしてみます。

141億円も減ったってことは、みんな売っちゃったんじゃないの?

そう見えますよね。
でも純資産総額は「値動き」と「お金の出入り」の2つで増減します。
まずは、値下がりで減った分を計算してみましょう。
| 項目 | 金額 |
| 8月末の純資産総額 | 2,718.13億円 |
| 値下がりで減った分 (基準価額 -6.77%) | -183.91億円 |
| 差し引き=お金の出入り | +42.82億円 |
| 9月末の純資産総額 | 2,577.04億円 |

いや…意味がわからん🌀

順番に説明しますね。
純資産総額は、ざっくり言うと「1口の値段(基準価額)× みんなが持っている口数」です。

1口の値段と、口数…?

お店の在庫で考えてみましょう。
「1個100円のリンゴが100個」なら、在庫の金額は1万円。
リンゴが90円に値下がりすると、数が同じでも9,000円に減ります。

数は減ってないのに、金額は1割減るってことか。

そうです。楽天SCHDも同じで、9月は1口の値段が-6.77%下がりました。
もし9月に誰も買わず、誰も売らなかったら、純資産総額もちょうど6.77%減るはずなんです。

じゃあ、6.77%減ったらいくらになるの?

8月末の2,718.13億円から6.77%減ると、約2,534億円。
これが「お金の出入りがゼロだった場合」の9月末の金額です。
実際の金額と並べてみます。
| 項目 | 9月末の 純資産総額 |
| 誰も売り買い しなかった場合 | 約2,534億円 |
| 実際の金額 | 2,577.04億円 |
| 差 | +約43億円 |

へー、43億円も多いんだ!

その差が、9月に新しく入ってきたお金です。
買った人の金額が、売った人の金額を約43億円上回った、ということですね。

じゃあ、141億円減ったのは…

全部「1口の値段が下がったから」です。
お金が逃げたどころか、約43億円の流入でした。

下がったときに、コツコツ買い増した人が多かったんだね。

そういうことです。
ただ、月の途中で入ったお金もその後の値下がりを受けるので、
43億円はあくまで目安として見てください。

円高の時はどうだったんかねえ。

今年の1月も円高でしたが、純資産の下がり方が基準価額より小さく、売りは少なかったんですよ。
下げた月でも買い続ける人が多いのは、心強いですね!
価格は下落、でも資金は逃げてない?楽天SCHDの裏側を検証。
まとめ
●基準価額は13,022円で前月末比-945円、月末がそのまま当月安値に
●テキサスインスツルメント・クアルコムの半導体メーカーが上位へ復帰
●情報技術が8.7%→12.2%に急伸、生活必需品が首位セクターを奪還

9月は基準価額が-945円、上位10銘柄もガラッと入れ替わる、変化の大きい1ヶ月でした。

でもお金が逃げてなかったのは、ちょっと安心だね✨

10月は円相場と、11月の第8期分配金に向けた動きに注目ですね。
10月もお楽しみに。ではまた!

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